量産工程

Manufacturing Proccess

高品質・低コストを創造する信頼の一貫生産体制。
粗材加工から仕上げまで全工程を厳しく管理しています。

高品質の製品をよりスピーディーに、より低コストで提供するためには、粗材工程から完成工程を社内で一貫生産する必要があります。
当社では、早くから「自動化・一貫生産体制」の構築に取り組んできました。
今後も絶えず生産工程の改善を続け、多様化、高精度化するお客様のニーズに応えて行きます。

「ピニオンギヤにおける生産工程の例」

1 粗材工程
丸棒の切断穴あけ、冷間鍛造、熱間鍛造などの工法と、用途、コストなどの面から最適な材料を選択します。通常、ピニオンギアでは丸棒の切断により、材料を製作します。
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2旋盤工程
施盤により、外径、内径、端面を加工し、製品の大きさに仕上げます。
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3歯切り工程
ホブ盤、ギヤシェーパー、転造盤などにより多種多様な歯車を加工。高ネジレの歯車も自社開発の高ヘリカルホブ盤により高精度かつスピーディーに加工します。
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4歯面仕上工程
熱処理前の歯面はシェービング盤又は転造盤により仕上げられています。面取り、バリ取りなどの工程は、歯面仕上前に実施されます。
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5熱処理工程
表面硬度を上げて製品の強度を高めるため、浸炭、窒化、高周波など様々な表面処理を行ないます。ショットピーニングを施す場合もあります。
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6熱処理後仕上工程
外径、内径、端面、歯面などを研削してアラサや寸法精度を高めます。
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7噛合い検査工程
専用のギヤチェッカーにより、噛合い検査を実施して打コン、キズなどをチェックします。


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「 T.P.S手法に基づく生産管理 」

量産ラインにおける生産管理は、「かんばん」及び「アンドン」により行なわれます。「かんばん」は主に生産の遅れ、進みを知らせ、「アンドン」は生産システムの状態を作業者に知らせる機能があります。「かんばん」には、材料、工程内、納入(顧客かんばん)の3つの種類があります。

主要製品・設備量産工程試作工程納入までの流れ